F-2A/F-20Aだけで飛ぶ2Xチャレンジが終わりました。この2つの機種には、特に深い関連があるわけではありません。しかし、名前がそっくり(相違は0の有無だけ)であるのに加え、地上攻撃が不得手な戦闘機と空戦が不得手な攻撃機という相反する性格付けがなされていて相互補完的な関係にあり、しかも双方ともなかなか使う機会のない機種であるという共通点があります。あまり乗らない機体に乗りたいという希望を叶えるために、まさにベストマッチングと言えます。
レギュレーションは以下の通りとしました。
- F-2A/F-20Aを選択できるミッションは、そのどちらかを使用する
- 自機と僚機の機種は統一する必要はない
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
- MIR-2000しか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 2回目のコイン選択はどちらでも良い
- 特にRANKは問わない
- 難度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
感想・F-20A §
一言で言えば、高速戦闘機ですね。
乗りこなすと、なかなか良い成果を出してくれます。
しかし、加速は悪く、また低速飛行には向きません。微妙なコントロールも不得手で、全く対地銃撃に向かない感じです。通常ミサイルで対地攻撃を行うのならともかく、銃撃主体で対地攻撃を行うつもりなら、避けた方が良いと思います。
もう1つ、SAAMの価値を再認識するという感想も残ります。SAAMは非力な特殊兵装という印象があって積極的に使いたいとは思わなかったのですが、射程が長く、使いこなすと大きな力になってくれます。
感想・F-2A §
実は、F-2Aにはあまり乗っていません。
そのため、あまり感想はありませんが……。やはり空戦に向かないという印象が残ります。それでも、そこそこ空戦は行いましたが、攻撃機(ATTACKER)をあえて空戦向きと不向きに分類するなら、不向きの方に入る気がします。
F-2Aには、また別に出番を用意すべきかもしれません。
各ミッションの結果と感想 §
以下に各ミッションの結果と感想を書きます。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
F-20A×4
F-20Aというのは、これほど強力な戦闘機だったのか!
序盤の空戦は、通常ミサイルがズバズバ当たりまくり。
遠い敵はSAAMで瞬殺。最後の長距離対艦ミサイル装備のF-35Cの3機も、SAAMで2機、1機の順で落とせました。
素早く終わったと思ったのですが、TIME 08'31"というのは自分のベスト3にも入らない数字でした。(ベストは7'57"となっていました。もっともFALKENで出したスコアかもしれませんが)
MISSION 06『白い鳥I』 §
F-20A×4
いきなり目の前の輸送機をSAAM2発で撃墜。
うっかり、B-2Aと間違えて巡航ミサイルにSAAM2発を無駄に撃ってしまったため、最後のB-2Aは通常ミサイルで撃墜。
飛び抜けた性能はないものの、かなり快適に飛べる印象です。
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
F-2A+F-20A×3
僚機のF-20A×3に敵機を任せ、F-2Aでじっくり敵艦を沈めてまわりました。
自分で空戦をやろうと思わなければ、F-2Aも十分に快適ですね。
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
F-20A×4
風車を銃撃しようとしたら、風車の羽に激突。こんな経験は初めて。
F-20Aは速度が速く対地銃撃に向かないのかも。
2回目。ごく普通に右回りでAAシステムを突破。
空戦して敵機を落としてミッションクリア。風車は4個まで銃撃で破壊してみました。
MISSION 09『憎しみの始まり』 §
F-20A×4
対地攻撃への相性を見るために、あえてF-2Aではなく、F-20Aで出撃。
やはり、低速低空飛行には適さず、対地銃撃もやりにくいことを再確認。
ちなみに、BUNKERの1つはSAAMの1発で破壊してみました。この程度の遊びを楽々可能とするのは、このミッションのゆとりのおかげと言えますね。
MISSION 10『見えざる姿』 §
F-20A×4
一度普通にクリアしたものの、ぬるくて不満。
やり直し。
今度は、電子戦機をあえて後回しにして、最初に輸送機を全機撃墜。それから電子戦機と戦闘機を攻撃。ネームド機を除き、出てきた敵機は全て撃墜。
速度の速さと、射程の長いSAAMを活用すると、広範囲の空戦もかなりスムーズに進みます。
MISSION 11A『報復の連鎖』 §
F-20A×4
空港の地上の敵は銃撃主体で蹴散らしましたが、高速でやる銃撃はスリリング!
空戦の方は、F/A-18Eあたりを相手にした時に、厳しい限界を感じ始めました。実はF-20Aは扱いにくいのかもしれません。
MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §
F-2A+F-20A×3
1回、空戦しようと上昇中に地上からSAMを撃たれて撃墜。リトライ。
さて、F-2Aは、このミッションとの相性が最悪です。なにせ、LASMは上から落ちるので、トンネルを破壊できません。そのため、正面から通常ミサイルを撃つしかありません。それなのに、機動性も速度も低く、歩兵のSAMを回避しながらそれを行うのに苦労させられます。
更に、僚機のF-20Aも敵機を牽制するのに十分ではなく、敵機の心配もしばしば必要とされました。
まあそれでも、最後にはF-2Aで空戦までやりましたが。
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
F-2A+F-20A×3
ピケット潜水艦と第1段階のリムファクシ攻撃ではLASMを温存。
その後、LASMを全弾撃ち込む前に潜行不能に。しかも、対空兵器は全滅。残ったLASMを撃ち込んだ上で、通常ミサイルと銃撃でリムファクシ撃沈。途中で空戦をやってUAVを1機落とし、ピケット潜水艦も1隻撃沈。
リムファクシ攻撃に特化するなら(UAVへの対処を僚機に任せるなら)F-2Aは相性バッチリという感じですね。
(そして、たぶんこれ以後、F-2Aに相性バッチリのミッションはない……)
MISSION 14『零下の檻』 §
F-20A×4
スムーズに完了。トーネードもSAAM2発で瞬殺。対地攻撃は不得意でも、高速に飛んで対空兵器を破壊して回るのは得意という印象です。
MISSION 15『凍土からの救難信号』 §
F-20A×4
1回落とされてリトライ。
頑張ってまあ何とかRANK Bでクリア。
MISSION 16A『砂漠の矢』 §
F-20A×4
F-20Aの空戦能力の限界に挑戦するためにコインの表を選択。
1回目、B-52を銃撃と通常ミサイル併用で撃墜した直後に墜落。リプレイを見ると、敵機に後ろから追突されたとしか見えません。こんなことがあり得るのか!
2回目、ミサイルを回避しようとしてミサイルの前に出てしまった。情けない。
3回目、やっとクリア。結局分かったことは、機動性の物足りなさと圧倒的ミサイル不足。MISSION UPDATEの段階で残り通常ミサイル5、SAAM0という状況でしたが、それまでに撃破した敵の数は物足りないと言わざるを得ません。当然、MISSION UPDATE後の攻撃は銃撃主体になりました。圧倒的な敵に追われながら銃撃でE-767を落とすのはあまりにスリリング。これほど、このミッションがスリリングになったという経験は初めてかも。
それでもRANK Sで終わることができたのは、きっと飛行場周辺の地上ターゲットをちまちま銃撃で破壊したおかげでしょう、たぶん。
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
F-20A×4
チョッパー墜落前に全機撃墜できませんでした。
やはり、他の機体よりも見劣りする感じがあります。
もっとも、かなりミサイルを余らせてしまったので、(チョッパー墜落後に使った)、節約を意識して銃撃などせず、ガンガン撃ちまくっていればもっと良い結果を出せたかもしれません。
といっても、RANK Sは獲得していましたが。
MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』 §
F-20A×3
慣れてくると、本当にどの機種でも容易に攻略できてしまうクルイーク要塞。
F-20Aに慣れてきたのか、銃撃併用で楽々クリア。
MISSION 18+『8492』 §
F-20A×3
ネームド機を含め全機撃墜してクリア。
しかもリトライ無し。
F-20Aにやっと乗り慣れてきたのかな。
機体の特性としても、このミッションと相性が悪くないのかもしれません。
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
F/A-18E+F-14D×3
余談。どうも、このミッションはF-35CやRAFALE MよりF/A-18Eでやる方が満足度が高いような気がしてきました。
MISSION 21『孤空からの眼差し』 §
F-20A
高速で低空を飛んでいく序盤はスリリングで悪くない感じです。
撮影後のトンズラも気持ちよく飛び抜けることができました。
不思議と相性は悪くない感じ?
MISSION 22『封印』 §
F-20A×4
範囲が広いので、高速機で飛び抜けてみようとF-2AよりF-20Aを選択。
結果、意図通り、河川の下流も上流も全てまわって撃破したにもかかわらず、時間的な余裕を持って戦えました。もちろん、対地特殊兵装がないので、余裕は銃撃主体の対地攻撃によって消費されてしまいましたが。
終盤には空戦もやりました。SAAMが面白いようにSU-47に当たるのが爽快でした。
結局、機銃121、通常ミサイル0、SAAM1という残弾で、文字通り何もかも注ぎ込んで地上にも空にも何一つ残さずにミッションをクリア。
実に気持ちの良い終わり方ですね。
F-20Aは低空低速対地攻撃が苦手であり、何回かヒヤッとさせられましたが、そのスリルも好ましい材料です。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
F-20A×4
うっかり魔が差して空中の敵機をSAAMで撃とうとして落とされてしまいました。リトライ。
対地銃撃のための無理な低速機動中に撃墜されてしまいました。リトライ。
無理に銃撃するのをやめ、楽に銃撃できる場合のみ銃撃するという方針でやったところ、ミッションをあっさりクリア。銃撃でミサイルを節約する必要すらなかった……。
高速機はオヴニルとの空戦に有利という印象を、再確認してしまったような状況です。
といっても、F-20Aは比較的速いという程度に過ぎませんが。
MISSION 24『白い鳥II』 §
F-20A×4
高速なので、比較的楽にクリアできたような気がします。
といっても、UAVや上部レーザーからの攻撃を避けるために、ほとんど回避行動を取りつつの攻撃でしたが。
結局、RANK Bにしかなりませんでした。
MISSION 25『ハートブレイク・ワン』 §
F-2A+F-20A×3
さすがにF-20Aで密集した多数の地上の目標を攻撃するのは厳しいので、F-2Aをチョイス。僚機には対空戦闘を任せるつもりでF-20Aをチョイス。
始めて見たところ、2回、地面にキスしてリトライ。銃撃主体で攻めようとしたらこの有様 (笑)。
無理はしないことにして、通常ミサイル主体で攻撃。そしてクリア。
8492との空戦は、僚機が大活躍。なにせ、F-2Aではなかなかロックオンしないので、ミサイルを撃つチャンスも多くありません。それでも、8492の最後の1機は、がんばってF-2Aで落としました。
MISSION 26『混迷の海』 §
F-35C+F-14D×3
MISSION 27『ACES』 §
F-20A×4
一度落とされてリトライ。
このミッション、XMAA/XLAA装備機以外で始めてRANK Sを取得したかも。つまり、トンネル内の敵機第2波3機のうち2機以上、おそらく3機全部を落とせたということです。
トンネル内の敵機第2波は減速しつつSAAMで攻撃。SAAM発射後、▲ボタンでターゲット変更してまたSAAM発射。その後、残った敵機に対して、至近距離からSAAM発射。これで3機落とせたと思います。射程の長いSAAMなので、繰り返し攻撃するチャンスが生まれるわけです。通常ミサイルではこれほど上手くできないと思います。
実は凄いSAAMというのは考えても良いテーマかも。
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
F-20A×4
1分以上残して、ベルカ飛行隊全滅。
最近、空戦に弱い機体ばかり飛ばしてきたためか、この強さは鮮烈です。ネームド機もヘッドオンのSAAMで瞬殺。SOLGも残りSAAMと通常ミサイルだけで余裕を持って破壊。まったく問題ありません。